丹沢・箱根山麓一帯では、新芽が出るころに立つ朝霧が自然の寒冷紗(かんれいしゃ)となり、程良く日光を抑えることで、旨み成分のアミノ酸が多く、苦味の元であるタンニンが少ない、香りの高い柔らかな茶葉が作られる。火山砂礫土壌もお茶の栽培に適しており、「かながわブランド」や「かながわ名産100選」にも選定されている。
新商品
新商品を続々と追加予定です。自慢のお茶をお楽しみ下さい。
丹沢・箱根山麓一帯では、新芽が出るころに立つ朝霧が自然の寒冷紗(かんれいしゃ)となり、程良く日光を抑えることで、旨み成分のアミノ酸が多く、苦味の元であるタンニンが少ない、香りの高い柔らかな茶葉が作られる。火山砂礫土壌もお茶の栽培に適しており、「かながわブランド」や「かながわ名産100選」にも選定されている。
当社の起こりは、静岡県掛川市で生まれ育った齋藤國蔵が神奈川県足柄上郡松田町に行商に来てこの地が気に入り生活を始めた。当時やんちゃだった國蔵が裏山を開墾しろと言われて開墾した後、生まれ所でいつも見ていた茶葉の木を植えようと考え始めた。そして段々畑を作り茶の木を植え、子供の頃、家で手伝わされた煎茶にする製法、いわゆる手もみで煎茶を作り始めた。大正元年の事である。これが齋藤製茶工場の始まれです。この年、妻のトクとの間に娘のアイが生まれ生活するために出来た煎茶(のちの足柄茶)を自転車の荷台に茶箱を積み横浜辺りまで売りに出かけたそうです。
その後、大正12年関東大震災が起こり地域の産業復興策として、大正14年に清水村(現山北町清水地区)で茶の木が栽培された。この時、経験のあった国蔵が清水村に製茶の指導に出かけたとそうです。大正13年10月に清水村役場から出された「有望ナル茶ノ栽培」という茶業現地調査報告書に基づき、全村一致で茶の導入を決定した。戦後、神奈川県の産業復興計画でも茶の振興が図られ、今日では、山北町、秦野市、南足柄市、小田原市、松田町、相模原市、清川村、湯河原町、愛川町など神奈川県の西部から県央にまで栽培地域も広がっている。
生茶葉を40秒ほど蒸して作る「浅蒸し茶」が足柄茶で、日本古来の伝統的な煎茶です。お茶の色は淡めの山吹色。甘味と渋味のバランスがよく、香りのよいお茶として人気を集めています。最近はコレスレロールや中性脂肪を低下させるなど茶の健康効果が注目され、生活習慣病予防の需要が高まっています。
会社名 | 有限会社斎藤茶舗 |
所在地 | 〒258-0003 神奈川県足柄上郡松田町松田惣領1203番地 |
電話番号 | 0465-82-2207 |
代表者 | 齋藤 永 |
創業 | 大正元年 |
会社設立 | 昭和31年4月 |
代表よりごあいさつ
足柄平野の小さな町で産声を上げ、地域の茶農業と共に育ってまいりました。工場の音、香り、店舗でのありがとうございますと言う言葉、そしてそこで働く方々の姿は私の人生にとって大切な宝物です。
有限会社斎藤茶舗を先代から引き継ぎ、私で4 代目となります。小さな製茶工場と小さな店舗でありますが、初代國蔵が、足柄上地域で茶葉製造に掛けた想い、震災復興への想いを代々100 年を超えて引き継いでまいりました。その、先代や職人が紡いできた技術と経験を基に、たくさんの知恵や想いを今、当社の茶葉・茶製品にのせて皆様にお届けしております。
日本が世界に誇る『ものづくり』、そしてこの『ものづくり』を支える人たちが古来より脈々と受け継いで来た高い技術、人を思い、義を重んじ、礼節わきまえ、社会を支え、親兄弟、先祖を尊ぶことが日本の世界に誇れる『ものづくり』の成せる本質だと信じています。
弊社は、先人たちの技術や経験に現代の先進技術や知恵を加え、新しくも古い技を巧みに使い、更なる技術向上を目指し、地域社会に貢献していけるよう歩んでまいります。
有限会社斎藤茶舗は創造を形にし、無限の可能性を追求し続けてまいります。
代表取締役
齋藤 永
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